JUNKAN
そもそもNOLの考える循環とは
私たちNOLでは「いのちの循環」という考え方を大事にしています。循環とは語源から着想を得て、「いのちが滞りなくめぐっている状態」のことです。NOLの使う循環という考え方には「いのちがめぐる」というニュアンスが含まれており、「いのちがめぐる」という感覚は自然だけではなく、人やチーム、組織経営、暮らしを通じて、様々な場所で体現できるものであると感じています。
循環経営とは、自然の畑(循環畑)での“身体経験”を宿しながら、世界や社会、組織やチームを「いのちの循環」を軸に観て、柔軟に変化し続けられる経営です。循環経営では「事業の循環」と事業を展開する「人と組織の循環」という2つの循環を大切にしています。
循環経営では、数値や仕組み、行動といった「目に見えやすい部分」と、喜びや関係性、文化といった「目に見えにくい部分」の両方の循環を高めることを重視しています。「目に見えやすい部分」を頭の循環、「目に見えにくい部分」を心の循環、身体の循環と呼んでいます。循環の五象限というフレームを活用しています。
システム導入や仕組みの導入等、「目に見えやすい部分」のみの変化を急いでしまうと、必ず、関係性や文化等の「目に見えにくい部分」に支障が生まれ、結果的にストレスの貯まる報われない時間をメンバーが過ごしてしまうことになります。事業再生下のような緊急事態以外では、急がば回れの気持ちで、「目に見えにくい」部分も合わせて、検討することが不可欠です。
野菜は「目に見えている」部分だけではなく、土の中の「目に見えていない」部分が重要であるのと同様に、人や組織も「目に見えてない部分」が大切です。
循環経営に取り組む際の知恵袋として「ティール組織」や「ホラクラシー」、「インテグラ
ル理論」、「ライフソース・プリンシプル」、「ライフ・マネーワーク」等を活用する場合もあります。これらの先人の知見を、単に生産性や効率性を高めるだけという視点ではなく、循環畑を通じて身体に取り戻した「生命体的な視点」から活用することをお勧めしています。なぜなら、拙速にこれらの知見を使ってみても、機械論的な視点からの利用に留まり、本来の知見の素晴らしさが発揮されることはないからです。「何が自分を急がせているのだろうか?」と問うことをお勧めしています。つまり、例えば、ティール組織やホラクラシーのような考え方を拙速に「導入する」という部分最適思考ではなく、あくまで、ひとつの考え方として、長短含めて検討し、全体を俯瞰した上で「活用する」というスタイルをお勧めしています。
これは、リゾートホテルの事業再生経営のバックボーンのもと、「ティール組織のフレデリック・ラルー氏」、「ホラクラシーのブライアン・ロバートソン氏」、「ライフソース・プリンシプル提唱者のピーター・カーニック氏」達と共に、実践研究を重ね続けている代表の吉原史郎の現時点での結論となります。
WHAT IS JUNKAN field
いのちがめぐる自然の循環を大切にした畑を「循環畑」と呼んでいます。循環畑は、人「も」食べる畑とも言えます。植物、虫、微生物などあらゆるいのちが躍動し、いのちを次の世代に繋ぎ、やがて死んで土に還っていきます。まさに、私達人を含めてあらゆる生き物たちが食べる場所であり、生と死が共にあり、いのちが滞りなくめぐっています。
多様な生き物が繋がりながら、いのちを繋いでいく様は、私たちに多くの気づきをもたらしてくれます。目の前で繰り広げられる「いのちの躍動」を発見する「楽しさ」と共に、匂い、触り心地、音、色、味といった五感が開かれていきます。中には、ご自身の原体験を思い出される方もいらっしゃいます。
また、生死の舞台である土に触れることで、土には個性があること、歴史があること、そして土自体も呼吸をし「生きている」ように感じられます。
その土地がどのような歴史を経て、「どのような生き物たちと共に生き、今の姿になっているのか」、そして「どこへ向かいたがっているのか」に思いを馳せてみることで、新たな発見があると思います。科学の視点も柔軟に活用しながら、循環畑での「いのちの循環」を身体感覚を通じて学ぶことは、人生や暮らし、経営を考える上でも大切な示唆を与えてくれます。
循環畑では様々な農法や考え方(無肥料栽培、自然農法、協生農法、有機農法、パーマカルチャー等)から学んだ知恵を、その土地と対話しながら、その土地に合うものを活用し実践していくことも大切にしています。
「いのちの循環」とは、生物の死骸が土となり、そこから新たないのちが芽生え、多様な生き物が互いに繋がりながら、いのちを繋いでいく循環のこと。循環畑や循環プランターで直感的な観察(ぼぉ~っと観る)を行い、育ったお野菜を頂き、種を繋いでいく。この一連が日常に少しでも入ることで、「いのちの循環」を体感しやすくなります。
・発見する「喜び」(Sense of Wonder)と共にいる
・土壌の声に耳をすます
・いのちがめぐる循環を大切にする
・あらゆる農法や知恵から学ぶ(固定種・在来種を基本とし、種を繋ぐ、無農薬・無化学肥料、雨水のみを基本とする)
Three Habits
循環経営を実現していくための3つの習慣
循環経営では3つの習慣が当たり前になることを目指しています。
身体の循環
身体の循環では、循環畑で土を触りながら、童心に返り、循環畑ワークを通じて、自然と協力し合える共通の身体体験を積み重ねていきます。収穫を目的とした畑ではなく、循環畑ならではの生態系を感じる楽しさをみんなと味わっていきます。
どんなことを行う?
循環畑での「観察、畝づくり、種蒔き、収穫、種採り」等の循環ワークを通じて、共通の身体経験を育むことを継続していきます。循環ワークを通じて、人生や組織で「大切にしたいこと」を分かち合います。
補足事項
※循環畑での「観察、畝づくり、種蒔き、収穫、種採り」等の循環ワークを通じて、共通の身体経験を育むことを継続していきます。循環ワークを通じて、人生や組織で「大切にしたいこと」を分かち合います。

心の循環
心の循環では、心で感じていることが発言でき、受け取られる関係性があることを育んでいきます。「仕事の顔から人の顔」に戻ることができる経験を日常的に継続していきます。循環畑での経験があることで、心の循環が高まっていきます。
どんなことを行う?
仕事や家族との小さな喜びや感謝を分かち合い、小さな喜びから「大切にしたいこと」に気付いていきます。「どのお仕事も、誰かの喜びに繋がっている」ことの実感が高まっていきます。また、小さな気がかりや不安を伝えられる頻度も高めていきます。結果として、「組織の大切にしていること」との繋がりを感じやすくなります。さらに、自分を通して現れたがっている「組織の大切にしていること」にも、耳を澄ますようになり、これまでとの変化にも気付くようになります。変化を表現することで、「組織の大切にしていること」にも変化が生まれてきます。
補足事項
※基本、経営者や経営陣が集まる会議体から実験的に始めていきます
※小規模の組織の皆さまの場合は、今ある会議体を活用して、全員で始めていきます

頭の循環
頭の循環では、頭にあるアイデアが発言ができて、対話が盛り上がり、ベクトル合わせができる機会を、今ある会議体を活用しながら、継続していきます。組織のパーパス面、運営面、構造面について、組織の循環を良くしていきます。
どんなことを行う?
組織のパーパスが具体的に実現されているパーパスストーリーを賑やかに対話していきます。枠の外にある中長期テーマについても、継続的に対話できていることが大切です。具体策については、メトリックス含めて、細かなベクトル合わせを行い、随時、優先順位の見直しを行っていきます。当初は、経営者の頭の中の可視化や文脈に合った経営指標の透明化を実現していきます。
補足事項
※基本、経営者や経営陣が集まる会議体から試しに始めていきます
※小規模の組織の皆さまの場合は、今ある会議体を活用して、全員で始めていきます

まずは私たちの循環畑に来てみてください
循環経営の考え方は頭で理解するものではなく、体や心を通じて身にしみていくものだと私たちは考えています。循環経営に興味のある方は、まず私たちの運営している神奈川の循環畑を見に来てください。
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